R4スローガン・会長所信

令和4年度静岡県商工会議所青年部連合会スローガン

『つなぐ』~共に創ろう 明るい未来は我らの中に~

会長所信

 新型コロナウイルスの影響は、いつ終わるかもわからず長期間に渡り経済的・人道的に多方面に被害を及ぼし、世界は未だ混沌としております。以前のような生活には戻れず、いつしかその一部が日常になりつつある誰も予想しなかった未来に生きています。

我々中小企業はいつの時代も巨大な経済の潮流に翻弄され、それでも抗って生きてきました。新型コロナウイルスのパンデミックにおいても、自分も隣で頑張っている仲間も否応なしに攻撃されましたが、励まし合い協力しここまで進んできました。それはYEGの仲間との絆によるものが大きかったと感じます。

 疲弊した日本の地域経済の中でYEGの存在は再認識され、期待を受ける存在になっています。先輩方から受け継がれ、我々が活動してきたことが逆境下でも倒れない組織を築き上げました。地域の明るい未来のためには、我々の力が必要だと強く感じます。

 静岡県連12単会、各々の活動は、地域の事を考え、地域に根付いた活動をされています。単会や会員を支え貢献することが県連の責務であります。そのために県連は各単会理事と力を合わせ、交流・研鑽し、単会や会員企業の発展のための事業を開催し、県連の価値を高めて貢献してまいります。

 県連の価値をどう定義するか難しい所ではありますが、私は各単会の、県連のことがわからない、県連に参加したことない、興味ない、そうした単会や地域で頑張っている会員が、「県連って面白そうだな」「楽しそうだな」「こんなことできそうかな」と思う、感じる存在になることだと考えます。

 令和3年度赤堀会長のもと、多くの試みを行いました。諮問委員会を設置し、規約等を整備し、県や関係各所との交流を図りました。県連の活動を明確にし、県や諸団体とのパイプを作ることで県連の価値を高めるよう努められました。その活動は単年度ではなく年度をまたぎ継続することで、本来の目的を遂げることができ、より良い結果を生み出すことができます。これまでの先輩方の築き上げた礎を根に、時代に柔軟に対応できるよう変化させ、次代へと幹を伸ばしつなげていくためには、継続した活動が必要となります。ただ「つなげる」のではなく、各単、会員約1,500人のために精査し、つなげてまいります。

 地域の、また我々の明るい未来は、会員皆様の手の中にあります。その手をつなぎ、地域のため、各単会のため、そして約1,500人の仲間のための「静岡県連」を共に創り上げていきましょう。

 

【運営方針】

  静岡県連12単会・約1,500人の会員を有する連合体のスケールメリットを活かし、県連の価値を

高め、各単会・会員相互の成長・発展に一助となり、各地域の活動、発展に貢献する。すべては各単会、会員、静岡県連の成長、発展のために運営を行う。

1、会員交流

  県連に参加したことが無い会員が、参加してみたいと興味を持ってもらえる事業を開催する。県連内の交流人口を増やし、単会および個々の成長につなげる。

2、研修事業

  会員の資質向上を図るとともに交流機会を作り、単会や会員に有意義な事業を開催する。

3、委員会活動

  年間通じて、会員が自ら県連活動に参加できる組織。「交流」・「楽しい」・「実行」を委員会活動の

テーマとし、約1,600人を有する県連のスケールメリットを活かした事業を企画、開催する。

4、提言・要望活動

  つながりができた県や各所団体、機関と交流を図り、課題解決のため提言・要望活動を企画する。

5、県連大会

  大会を通じて、県連各単会・会員が交流と研鑽を図り、互いの絆を深めることのできる大会を開催。

参加会員が県連の存在意義を個々に感じ、各々の今後の県連活動につなげる。

6、中期ビジョン

7、HPの運用

  令和4年度に整備された県連HPを各単会との連携を図り、効果的に運用する。

8、令和5年度関東ブロック大会準備

9、その他

  災害等の有事対応や不測の事態に際して、各単会と連携し、柔軟でスピーディーな対応を行う。

 

 

令和4年度会長 石川 靖