R5スローガン・会長所信

令和5年度静岡県商工会議所青年部連合会スローガン

『一期一会』

~絆を紡ぐ未来への挑戦~

会長所信

 依然として収束の見通しも不透明な新型コロナウイルスの影響により、社会活動・経済活動は大きく変化しました。
社会は急速な少子高齢化・人口減少が著しい世代間の不均衡をもたらし、経済はリモート化やデジタル化が進み、以前にも増して、膨大な情報が駆け巡り、新しい価値を生み出していく時代となりました。

 そのような中、県連として出来る12単会・会員約1,500名のスケールメリットを活かして我々自らが交流と研 鑽を行動に落とし込み「県連の価値」を高めていかなければなりません。そのためには、それぞれの想いを形にし、単会や会員を支え、魅力ある楽しい県連にしなければなりません。

 令和5年度 県連スローガンとして「一期一会」~絆を紡ぐ未来への挑戦~を掲げさせて頂きました。

 県連事業を行う事はもちろん大切な事ではありますが、その前にまず県連に所属しているメンバーとしての各単会、同時に個々の足元を今一度見つめ直し、また、何よりも人と人との「出逢い」を大切にし、強い絆を結ぶ事が第一だと考えます。仲間がいるからこそ、支え合い、励まし合い、時にはぶつかり合い、そして成長できるのだと確信しております。

 当然そこには礼儀を欠くような馴れ合いでなく、組織としてのマナーや敬意も必要です。

 県連12の単会、地域や行政の方々など、多種多様な沢山の出逢いがあります。その出逢いはたった一度かもしれません。だからこそ、その一度の出逢いに感謝し、強い絆を作り上げていくべきだと考えます。
そして出逢いとは人と人との出会いだけでなく、単会や県連での役職、配役や使命などの全ての物事を含んでいます。

 頼まれ事は試され事。一歩前に踏み出す「熱い情熱」を一人一人が持ち、その一人一人が単会に火を灯し、単会から灯された炎が県連での大きな炎へと繋がっていきます。そして、個々の企業の発展、自分自身の成長へと巡り回っていくのではないでしょうか。

 令和3年度に県連中期ビジョンを策定・承認を受け、令和4年度に第1期として立ち上がり、令和5年が第2期目の年となります。今まで以上に県連メンバーが所属しているメリットを感じ、誇りを持てる組織にする事を目指します。

 令和5年度は第43回関東ブロック大会せせらぐ水の街静岡みしま大会が開催されます。他県連との連携・交流を深め、行政との関係をより強固なものとし、県連ならではの魅力ある事業に取り組んで参ります。

 青年経済人としてその時代変化にしっかりと順応し、諸先輩から受け継がれたものを礎に、慣例に囚われず更に先へ!Plus Ultra!全ての会員が最高の仲間を作れる「楽しい県連」を一緒に築き上げて行きましょう。

 

 

【運営方針】

1.会員交流
県連12単会のメリットを活かし、楽しく価値ある県連となるよう研修事業も通じて、企画・運営し、単会同士、会員同士の絆を結び、そして個々の自企業の成長に貢献する。

2.委員会活動(スマイリー委員会)
委員会メンバー同士が交流を楽しみ、事業の企画・実行を通じて、県連委員会のメリットを単会に落とし込み、各々の成長に繋げる。

3.県連大会(掛川)
商工会議所青年部の最大の利点である交流と研鑽、そして県連のスケールメリット活かし、会員1人1人が楽しめる事業を開催する。

4.第43回関東ブロック大会せせらぐ水の街静岡みしま大会
個々の力を単会に、単会の力が三島と県連へと繋がるよう、県連12単会が一丸となり、最高の企画をサポート・実行する。

5.行政・他団体交流
県との今までの交流を絶やす事無くつなぎ、そこに研鑽を交え、各単会や各企業の発展や地域貢献に繋げる。

6.中期ビジョン
県連一人一人の熱量を合わせ、県連一丸となり40周年に向け、繋いでいく。

7.県連ホームページの活用
各単会の事業活動を常に更新して頂き、県連としての価値を高め、行政や他団体に周知する様に運営・活用する。

令和5年度会長 神馬 貴哲