R7スローガン・会長所信

令和7年度 静岡県商工会議所青年部連合会 スローガン

『  ココロオドル  』

ENJOY(I)N

会長所信

世界中で新型コロナウィルスの影響による経済の停滞や変動が続いている中、我々青年経済人は、このような困難な状況に立ち向かわなければなりません。

現在の経済状況は、各国の景気回復のスピードや産業の構造転換、デジタル化の進展、テクノロジーの進化やグローバル化など、様々な要素が絡み合いビジネス環境は日々変化しています。企業は競争力を持ち存続する為に、イノベーションや持続可能な経営に取り組まなければなりません。一方で、個人としても常に新たな知識と情報の取得に努め、自己啓発やスキルの習得がますます求められる時代となっています。

我々静岡県連は、静岡県全体の未来を担う若者の力を信じ、このような変化を恐れるのではなく、逆にチャレンジのタイミングと捉え、柔軟な発想と創造力を持ちながら協力体制を築き成長していく必要があります。共に地域の未来を切り開いていく仲間として、信頼関係やネットワークの構築を大切にし、知識や情報、経験の共有を通じてビジネスリーダーとして一丸となって取り組んでいかなければなりません。変化に対応できるものが生き残ることが出来るのです。

その為に、まずは各単会の強化を図らなければなりません。現在の会員のアクティブ率向上は必要不可欠です。事業に参加すれば新たな仲間が増え、視野が広がり、知識や情報を得ることが出来ます。各単会が盛り上がれば必然的に新規会員数も増えてくると思います。会員数が増えれば、人との出会いが増え、個々の人生が豊かになります。静岡県連も同じようにアクティブ率を上げれば、静岡県内多くの会員との出会いが増え、盛り上がるはずです。静岡県連は、各単会での会員増強の支えとなり貢献して参ります。

静岡県は、日本一の芙蓉の峰、富士山を有しています。富士山に登る時、山頂は見えていません。天気によって視界が悪い時、寒い時、足止めされる時、ルート変更をしなければならない時など困難な状況に陥る時もあるでしょう。我々が目指すゴールへの道筋は1本ではないのです。行き詰まった時は柔軟に対応し、着実に進む努力と適した選択、仲間と協力することが大事です。我々には助けてくれる仲間がいます。YEGは少数精鋭ではなく、多数精鋭の集団です。メンバー一人一人が主体性を持って率先して行動すれば、必ず頂に到達することが出来ます。予測困難な今の世の中を生き抜いていかなければならない我々は、どんな回り道も自分の糧に出来る力が大事です。だからこそ新しい事へも積極的に挑戦しましょう。新たな立場があなた自身を育ててくれます。周りを育ててくれます。私も全力でサポートさせていただきます。その結果、個々の連動が単会を盛り上げ、静岡県連内の単会同士の連動に繋がり発展するはずです。

YEG活動は、自ら進んで1歩踏み出せば、今までとは違う景色が見えてきます。静岡県連においては、やらせるでは無く、やってもらうでも無く、やりたくなるような活動を進めてまいります。県連 12単会・会員約 1,500名の日本一の高低差の如く多様な視点、湧水の如く湧き出る思考は、きっと強力な上昇気流となるでしょう。

私は、富士山のような壮大な存在を背景に、静岡県の魅力を最大限に引き出し、地域の繁栄に貢献することを誓います。是非、笑顔の絶える事のない、ココロオドルような楽しい静岡県連の頂を目指して共に登りましょう。

【運営方針】

静岡県連 12 単会、約 1,500 人の会員を有する連合体のスケールメリットを活かし、各単会及び会員の相互成長と発展の一助となり各地域の活動、発展に貢献する。

1.会員交流
県連のスケールメリットを活かした事業の企画運営を行うことで、より多くの会員が参加し、より多くの出会いと交流が生まれる場とする。

2.専門委員会活動
各単会より出向した委員会メンバー同士で深い絆を構築できると共に、他単会での経験や情報等を共有することによって、自単会と個々の成長へと繋げる。

①県連大会での若手後継者等育成事業の開催
②第一期中期ビジョン『連動』の評価と第二期中期ビジョン策定準備
③その他、静岡県連の内容精査、関連団体との情報交換

3.県連大会
大会の開催によって、県内各単会及び会員一同が集う機会とし、交流と研鑽の場を共有することで県連の連帯感を生む事業とする。

4.特別委員会活動
令和8年度に開催される『静岡県連40周年事業』の準備を行う。

5.行政・他団体交流
県や他団体との関係を継続し有益な情報や地域貢献に繋げる。

6.中期ビジョン
これまでの静岡県連活動の“連動”を意識した企画を実施する。

7.関東ブロック商工会議所青年部連合会の主管候補単会及び開催候補地の決定立候補単会によるプレゼンテーションを行い主管候補単会及び開催候補地を決定する。

8.静岡県連HP・SNSの活用
静岡県連事業活動及び各単会の事業活動等を更新して静岡県連の存在価値を高めてゆく。

9.整備
組織運営をスムーズに行う為に、未来構想特命委員会を立ち上げ規約をはじめ県連活動に必要なことを洗い出し精査し整備する。
また、静岡県連と日本商工会議所青年部、関東ブロック商工会議所青年部連合会との未来構想を考える。

10.その他
災害等の有事対応や不測の事態の際に各単会と連携し柔軟かつスピーディーな対応を行う。

令和7年度 会長 河原崎 哲哉